JAKARTA - NOW

ジャカルタは今

プラザスナヤンから見たジャカルタのビル群


今日のジャカルタ(8月2日)

長く更新していなかったことからお分かりのように、特に変化はありません。日常生活はほぼ平常に戻っていますが、いつ何かが起こってもおかしくないのも、また真実です。仕事以外の一般の旅行で来られるのは、まだお勧めできないです。


今日のジャカルタ(6月4日)

表面上はほぼ普通に戻っていて、日本料理店などもほとんど再開しています。ただし、日本人の家族の方は、まだほとんど戻ってきていないようですね。この週末あたりには、日本からの帰国ラッシュが始まるのでは。さしあたって、「あすまた暴動が起きる」様な緊張感はないのですが、ただ単に私の記憶力の容量が乏しいせいかもしれません。ちなみに中国系の人たちは、まだ警戒をゆるめていません。


異様な静寂(5月16日)

今(06:30)ヒルトンホテルから15分ほど走ってマンションに戻ってきました。市内の中心部は、静かすぎます。警官を一人も見ませんでした。ジャカルタ中心部のスリーインワン(渋滞緩和の為1台の車に3人以上乗らないと罰金の地域)でも、誰もいませんでした。おそらくコタ等の騒乱地区へ全員派遣されているんでしょう。おかげで、ひとりで○○証を持たずに運転して帰ってきましたが(笑)。これから、残りの荷物をまとめて、シンガポールへ会社の同僚と退避します。

昨日との大きな違いは、タクシーが少しずつ走り始めた事です。


一夜明けて(5月15日)

今日はほとんどの会社や工場が閉鎖しています。そのせいか、道路を走っている車は非常にまばらです。
朝からジャカルタ中を走ってきたIさんによると、新しい煙が何ヶ所かで既に上がっているそうです。また、昨日の焼き討ちの痕跡は、そこかしこで見られるそうです。ブロックMは今のところ問題ないようですが、かなりの数の軍隊がパサラヤのまわりを固めているようです。

今日は要注意の金曜日。ただ不思議な事に、うちのマンションからは、全くお祈りの声が聞こえません。すごく不気味です。


雪崩れ的な暴動続発(5月14日)

今日は朝から、色々な噂が流れてました。8時に会社に出勤した時から、「学生が続々と集結している」とか、「コタではもう火が点いている」とかで、全然みんな仕事をしてません(笑)。結局、10時半に地元の警察署から、「大きな暴動が近くで起こる危険が有るので、従業員を返して欲しい」との依頼が有り、11時の時点で安全に家に帰れる人を全員返しました。その後の状況は、日本で報じられている通りです。ただ、今(20時現在)も14人ほどが、帰路の安全が確保できない為に、会社で足止めを食っています。

ジャボタベック(ジャカルタとその衛星都市)各地での略奪は、かなりの数に登りそうです。うちのマンションからも、煙が何本か見えています。ただし、地震の時と同じで、中にいる人間には意外と何も分からないんです。情報不足にちょっと困ってます。

今までは、各種のメディアの過剰報道にうんざりとしていて、「あれだったら、ジャカルタ中暴動みたいや!」なんて言ってましたが、今回は誇張も何も有りません。まさにあんな感じなんです。


国民協議会が終わって(3月12日)

危ないと言われ続けていた国民協議会の期間が、昨日つつがなく終了しました。最終日(11日)は、大きなデモの噂などもあり、相当数の警察官や軍が本格的に展開されていましたが、幸い街は平穏無事なまま。今日からは街もほぼ平常通りです。

一方NHKやCNNでは、相変わらずインドネシア大学やジョグジャカルタのガジャマダ大学での、学生デモの様子がよく流されています。(ちなみに、うちの会社のガジャマダ大学出身者にそのことを話したら、「そんな事で有名になるのはちょっとなぁ」と困惑している様子でした。) テレビであれを見ると、あたかも街中のいたるところでやっているように見えるので、日本からかかってくる電話は、異口同音に「ほんとにそんなとこにいて、大丈夫なのか?」で始まります。実際、TARAも2月に一時帰国した時にインドネシアのニュースを見て、「これは、マジで危ないんとちゃうかぁ〜。」と、こちらに戻るのを躊躇したぐらいです。結局再入国許可の延長手続きが済んでなかったので、戻ってきましたが、そうでなかったら、たらつまは日本においてきたことでしょう。賛否両論ありますが、やや過剰と思える報道にはやはり閉口します。

こちらのローカルの人たちの大多数は、外国人達が、やれ緊急避難だの、やれ非常時の対応だのと言ってるのを見て、逆にびびっているように思えます。彼らの多くは、「まあ生活はきついけれどもねぇ。そこまでやるような危ない状況なの?」って感じじゃないでしょうか。


今日のジャカルタ(2月7日)

いつもどおり。普段より、若干警官の数は多いようです。

カラワンゴルフ場(ジャカルタの東60キロ)
きわめて静か。最近のコンペ自粛の為にかなり空いています。ただし、明日は予約でいっぱいだそうです。

西武・パサラヤ(ジャカルタ南部)
かなり人で賑わってます。危険は特に感じません。


ジャカルタは安全か?(98年1月30日)

最近のテレビや新聞報道のせいか、「ジャカルタは安全なのか?」という問い合わせを良く受けます。実際ジャカルタの日本企業の中には、婦女子を既に帰国させたところや、社員にオープンチケットを支給したところもあります。

TARAの場合、それほど生活は変えていませんが、いつもより少しだけ気を付けるようにしています。具体的には、

ドル紙幣を家においておく & 若干携帯しておく
食料品は、保存のきく物を少し多めに貯えておく
パスポートは、すぐに出せるようにしておく
TARAとたらつまの携帯電話は、常に電源を入れておく
夜は、遅くまでフラフラせずに、真っ直ぐ家に帰る
移動は極力マイカーを使い、タクシーは使わない

くらいでしょうか?

一番心配しているのは、暴動よりもクーデターです。某所で2度クーデターを経験した会社の「上司の上司」には、「雪が降って1週間外に出られない、くらいに考えた方がいいよ」と言われて、一応その準備をしています。もし起こったら、家にしばらく待機して、状況が落ち着いてから脱出すればいいかな、ぐらいに考えてます。もっともこちらの情報の流れ方では、多分発生しても半日ぐらいは気付かずに過ごしているでしょうが、、、

総じて言えば、「普通にちょっと気を付けて生活していれば、そんなに怖がる必要なし」って感じだと思います。また同じインドネシアでも、バリ島なんかはあまり変わらず平穏だとのことです。

追記:今日インドネシア全土に対して外務省から「注意喚起」との渡航情報が出されました。少し物騒な話が続いたので、仕方がないのかもしれません。)


為替の影響(97年12月7日)

7月のはじめに1ドル2400ルピア前後だったのが、ついに4000ルピアまで到達。IMF支援が発表された時には少し戻して、3400ルピア前後で推移していましたが、それもつかの間。しばらくは、下落傾向に歯止めがかかりそうにありません。

昨日そごうへ行った時の事、日本から輸入されている缶ジュースのラベルを見ると「5400ルピア」と書いてあります。現在のレートで200円くらいですから、まあそんなものかなぁと思ってよくよく見ると、ラベルが上からはり直してあります。下にある値札は、「4050ルピア」 えっ!!33%も値上がりしたの!!やはり日系のスーパーは、特に輸入品の差損を防ぐ為にかなりの値上げをしています。

ローカルの物価も既に10〜15%程度値上がりしているようです。但しこれは、為替の影響よりも干ばつによる生活物資の高騰に影響されているようです。 一説には、エビを養殖する池が干上がってしまい、いいエビは手に入りにくくなっています。今すぐに雨が降っても、次の収穫期が来るまで半年近くは非常に深刻な問題のままでしょう。


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