つまのひとりごと
平成10年版

最終更新日1999年03月02日


このページは、TARAの奥さんのとりとめのないひとりごとWORLDさ!(つま、語る)

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オーストラリアでの珍道中を、たらつまが包み隠さず書いた「食いバカ日誌」

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3月2日の作品(byたらつま)


3月2日

前回、だんご3兄弟の件を書いたら、早速、日本の親切な方から、放送情報を教えて下さるメールが届き、昨日無事に、録画する事が出来た。早々と帰ってきたおっとは、画像を見てからというもの、『だんご、だんご、だんご、だんご・・・』と、いたく気に入った様子。おまけに、「これは、プロの仕事ぶりや!」とか言いながら、一人ご機嫌であった。情報を送って下さった○○さん、ありがとうございました。

以前、たらつまが書いた、『オーストラリア食いバカ日誌』の中で、シドニーにある『 YOSHII 』という寿司屋さんが、絶対お勧めと力説した。先日、漫画の『美味しんぼ』69巻を読んでいたら、その『 YOSHII 』が、出てきたではありませんか!!おっとと共に、驚きの声をあげたのはいうまでもない。本当に美味しかった。寿司もさる事ながら、一品料理が、もうたまらん!という感じ。シドニーに行かれる事があれば、是非、足を運んでいただきたい。では、(^_^)/~~


2月24日

以前子持ちのYさんから、「だんご3兄弟」という歌が「おかあさんといっしょ」にあると聞いて、気になっていた。いつもは見ない「おかあさんといっしょ」をチェックし、タンゴのリズムが流れてきた時、思わず狂喜乱舞してしまったたらつま。その夜おっとに、だんご3兄弟の素晴らしさを熱く語った。すると、昨日の新聞のテレビ欄に、「大ブーム!!だんご3兄弟」と見出しが躍っていて、またまた嬉しくなったつま。だんご3兄弟は、いつ放送されるのだろうか?番組内容を密かに知りたいと思っている。ちなみに画面構成は、湖池屋のCMに通ずるものがある。メロディーは、タンゴのリズム。歌詞は、「今度生まれ変わっても、3人一緒の串に刺されたい」とか、「戸棚の中で昼寝をしていて、気がついたら翌朝3人はカチカチになっていた」とか、結構シュール。要所要所に「だんご3兄弟!」と勢い良く出てくる。皆さん一度お試しあれ。では、(^_^)/~~


1月31日

無事1/27の夜、ジャカルタに到着。日本では、美味しいものを食いまくり、しっかり肥えて(太って)帰って来たつま。おっと曰く、「会社とホテルの往復で、美味しいものは、食べてない。」と言っていた。かわいそうに・・。二人して、「絶対風邪引かんとこな。」と言っていたのに、最後の最後で、おっとは疲労に勝てず、風邪を引いてしまった。つまは、何とかセーフ。だが、インドネシアの気候に慣れ親しんでいる?つま皮膚は、日本に帰ってからも、ぼ〜っとしていたらしく、「あっ!!今は、日本の冬。毛穴閉じな。」と思った時は、既に手後れ。あんなに、保湿クリーム、ホホバオイル等を塗りたくっていたにもかかわらず、顔、手足、ボロボロ。化粧が出来ないほどである。まったくもう・・。おっとはというと、会社に行く時は、風邪薬が飲めないので、悲惨であったが、今日は、久しぶりの定例仲良しさんGOLFなので、いそいそ出掛けた。なんたって、日本で、アイアンセットを新調したものだから、嬉しいらしい。まるで子供のような、はしゃぎぶりである。「明日は、クラブの感じをつかむためやねんから、スコア気にせずに、楽にいったら。」と、昨晩偉そうに、おっとに言った。GOLFの時は、つまは起きなくてもいいという、暗黙の取り決めが二人の間に交わされているからである。でも、目は覚めている。が、起きて行って「あなたぁ〜ん、いってらっしゃ〜い。」と言うことはしない。ひどいつまである。さてさて、どんな顔して帰ってくるか・・。楽しみだな〜。

断食中は、昼食の時間が極端に短くなっていたので、おっとに、お弁当を作っていたのだが、今は、それもなくなり楽チン生活さ!!と、思いながら、29日に、拭き掃除をしていた。1ヶ所だけ床と壁の境の木の飾りが変。ペンキが、むらになっているように見える。「えーこんなんやったやろか?」と思って、指で触ってみると、「ズボッ!!」と、指が入った。まさしく、白蟻の再襲撃である。エンジニアリングに電話をし、木を外してもらって、消毒液を散布してもらう。「なんで、NYONYAのところだけ、こんなに白蟻が出るんや!?」と言うお兄さんに、「こっちが聞きたいわ」と言い返したかったつま。まあ、大人気ないのでやめたけど・・。またもや、白蟻と戦うNYONYAになってしまった。1999年も先が思いやられる・・。では、(^_^)/~~


1月14日

今日の夜から、日本に一時帰国する予定。おっとが日本に出張、レバラン期間中でもあるので、一緒に帰る事にした。帰る前の大掃除,大洗濯を終え、一段落したところである(こういう時、メイドさんがいる人が羨ましい)。つま母も、今ごろは、仕事へ行く前後に、二人の衣服、布団、シーツ等を、もう一度洗い直したり、干したりしているだろう。ものすごい奇麗好きな母なので、今ごろは、大変に違いない。おまけに、料理好きな母は、「たらちゃん(←おっとの事)、何食べたいって言うてる? 食べたいもん、何でも作るから言うて。色々食べさせたろうと思ってんのに、いつも、いっこも(少しも)家にいてへんから・・。」と、つぶやいていた。おっとは、自分の実家にも、つまの実家にもいない事が多い。一体、どこにいるのか、どこに泊まっているのか、謎に包まれた行動パターンなのである(そう言えば、つまも、その件を余り尋ねた記憶がないな〜)。日本に帰ると、つまは、おっとの実家、自分の実家に一人でいる事が多い。いくら、結婚6年目といっても、おっとの実家に、一人でいるのは寂しい。お義父さん、お義母さんの口撃、行動を、一人で受け止めるのは、慣れた今でも、疲れる。おっと、頼むで!!おっとに、日本で何が食べたいかを聞いたら、1.吉野屋の牛丼(生卵かけ)、2.ラーメン、3.美味しい魚、野菜という返事。アイさんのご主人も、1.吉野屋の牛丼(生卵かけ)、2.ラーメンだったらしい。つまとアイさんは、「やっぱり、寒鰤、牡蠣、みかん、おいしい野菜とかだよね〜」とこれまた一致。つま個人の意見では、後者の方が、王道を行ってるような気がするのだが・・。美味しいもの食べて、今以上に、コロコロに太ってくるぞ。では、(^_^)/~~

P.S.つま友の間では、たらつまが、インドネシアから出た時は、何かが起こる、やばい!と噂になっているらしい。は・は・は・・。そう言えば、5月の暴動の時も、その前に急に日本へ戻る事になったし、11月の時も、オーストラリアに行ってたし・・。今回は、どうでしょうか・・?では、(^_^)/~~


1月10日

昨日今日と、雨季らしい天気。お陰で洗濯物が乾かない。乾燥機は嫌いだが、仕方なく使っている。まあ、雨が降るので、気温は低くなり、過ごしやすいか・・?日本の梅雨ほど、ジメジメ感がないのが嬉しい。雨降って、暴動治まるかな・・?

昨日は、おっとと『らぶらぶ買い物デー』。金曜日の夜、買い物大嫌いのおっとが、「なあマミー、明日、西武(パサラヤに変わって1年も経つのに、まだこう呼ぶ二人)に一緒に行かへん?」と言う。もちろんつまは、「行くっ!」と文字通り二つ返事。最近おっとは、ゴルフクラブを買い換えようか迷っているらしく(スコアーずたぼろ)、見に行きたかったらしい。おっとが買い物に誘ってくれる事など、皆無のたら家では、真冬に向日葵が咲く程珍しい事である。こうして、プラザスナヤン&西武ツアーが決行された。おっとは、欲しいクラブを試打させてもらい、「また、来るわ〜」と、行って逃げ、ダンヒルでネクタイを買った。つまは、日本へ一時帰国用のスカートと、CDを買う。つまの冬用の衣服は、ジャカルタにないに等しく、「まだましか」と思うジャージ素材のロングスカートを買った(もちろん、冬用ではない)。が、両脇ひざ上までのスリットが入っており、少し縫おうかどうしようか迷っているのである。お昼は、たらふうふご贔屓の、『あじはら』で食いまくる。あじはらのお店の女の子達は、いつも愛想が良く、とっても居心地が良い。昨日は、日替わりを食べたので、今度はそばを食べるぞ!こうして、計4時間にも及ぶ、『ラブラブ買い物ツアー』が、無事に終了したのである。

ジャカルタの交通量の多い道路には、必ず物売りがいる。売られているものは、多種多様。新聞、雑誌、ジャカルタの地図、水、飴類、インドネシアの揚げ菓子、豆類、辞書、インドネシアのほうき、浮き輪、ちゃちい(安っぽい)おもちゃ、ばったもんの(にせもの)携帯電話、日よけシート、バービー人形等など。新聞、雑誌などの定番もの以外は、流行りすたりがあるらしく、最近、バービー人形は余り見ない。赴任以来、たらふうふの心をつかんでいるのが、木彫りの馬の頭(最近は、木彫りの馬全体やオートバイもある)。「誰が、買うんや?値段はいくらや?こんなん道端で買わんで。せやけど、ぱっと見はきれいやな。」と、いつも気になっっていた。が、昨日、西武に行く途中、馬の頭の売買の瞬間を見てしまった(別に悪いものを見たわけでもないのに、この言い方)。おっとと二人、「うおー!馬の頭買いよったで、あのおっちゃん。2万ルピア払とったわ。」と興奮したのは言うまでもない。「買う人おるんやな〜。たまにしか売れへんけど、1つ売れたら、大きいからな〜(値段が)。せやから、その味を知った人は、辞められへんねんわ。」と、妙に納得したつま。この他にも、ジャカルタの街中には、いろんな商売がある。雨上がりには、フロントガラスを拭く人、年末には、紙で作った『トランペット』売りが、独立記念日前には、『メラープティ(国旗)』売りが、店を出す。それぞれの果物の旬には、その果物が道に並び(同じ果物が、ずら〜っと並んでいる)、小さい屋台(ワルン、カキリマ)もある。おかまも、物乞いも、ギター弾きも、歌うたいも、タンバリンや、ビンのふたをいくつも重ねて木に釘で止めただけの、手作り楽器を振る子供も、ポリシ・スラトス(Uターンの所で、勝手に交通整理をしている人)も、みんな『食う』為である。この国で生活し、日本に行くと、物であふれていることに、驚いてしまう。あと、生鮮食料品が、とてもきれいな事にも。今日も、少しでも、枯れたり、しなびていない、腐っていない野菜を買いたいと思っているつま。では、(^_^)/~~


1月6日

明けましておめでとうございます!!

99年も、既に5日も過ぎている。バリ島での年末年始は、あっという間に過ぎ去った。今回も、色々あったが、たらふうふの旅行では、毎回色々あるので、さほど気にはならなかった。ご一緒した方々は、びっくりされたようであるが・・。バリでは、のんびりしに行くことに重きを置いているので、今回始めて、買い物の為に、街に出た。いや〜、たくさん店があって驚いた。出来る事なら、歩いて回りたかったが、なにせ、『ジャカルタニョニャ』のこの身体、炎天下を歩く事など出来るわけもなく、めぼしい店リスト以外は、車の中から「さよなら〜また来るねぇ〜(・_・)/~~」と手を振るだけであった。おっとには、この方が有り難かったに違いない(おっとは、大の買い物嫌い)。今回は、デジカメを駆使する時間もなく、バリでのたらふうふにしては、珍しく活動的な3日間であった。では、(^_^)/~~


12月29日

あっという間に、師走は走り去った感がある、今日はもう29日。今日、餅つきをすると、1年中、「苦」が付くと言って、つま母の祖父の家では、毎年30日に餅をつく。明日は、餅つき。あ〜行きたいな〜。じいちゃん家では、今でも、杵と臼で餅をついている。夜中の2時からもち米を蒸し始める。庭の片隅にある、昔使っていたと思われる、古びたかまどが、1年のうち、この日だけ、脚光を浴びる。蒸しあがったもち米を、男衆が、土間に置かれている杵と臼で、延々とつき続ける。臼取りは、おばの一人が担当。付きあがった餅を、小分けにちぎっったり、鏡もちの形を整えるのは、じいちゃんの役目だったが、最近では、つま弟が担当している。つま弟は、つき手にもなるので、大忙しだ(なにせ初孫のつまを筆頭に、9人中7人が女。弟以外の男は、東北にいる。最近は、孫も結婚し、旦那が来るので、少し楽になったか?)その分、女はたくさんいるので、ちぎった餅を、きれいに丸め、こうじゅうた(長方形の木の入れ物)に並べる。そうして、お昼は決まって、じいちゃんとばあちゃんが作ったちらし寿司。これがまたうまい。そうして、夕方近くまで、つくのである。
つまが小さい時は、ご近所に頼まれた分や、お裾分けをたくさんした。子供の時は、「○○で〜す。お餅をついたので、おすそわけで〜す。」と持っていくと、決まっておばあちゃん達が、『お駄賃』をくれたものだ。しかし、最近は、めっきり、配る家々も少なくなっている。時代と共に、ご近所さんも変わっているようだ。仕方ないか・・・。つまが大好きな、餅つきの風景も今年限り。かまども、土間も、すすで真っ黒になった柱も、家を解体してしまっては、残らない。ビデオでも撮っておくべきだったと後悔している。まあ、餅つきの時は、そんな悠長な事をしている時間はないが・・。1月に、おっとと共に一時帰国の予定があるので、この時に、じいちゃん家の『うる餅』を食べまくるぞー!おっとも、結婚してから『うる餅』を食べ、大好物になっている。『うる餅』とは、米がまだ、少し形を残している餅のこと。つま一族では、こう呼んでいる。いまだに市販の餅や、餅つき器でついた餅が、好きでないつま。こうやって、食い物にうるさいたらつまが、形成されたのである。

明日から、MA夫妻と、日本に帰国されたがんちゃん家族と共に、バリで年末年始を過ごす予定。4回目にして、初めてジャカルタ以外の土地での年末年始。お節を作らないのは、寂しい気もするが、これもまたよし。次回の更新は、年明けです。今年も、ご贔屓にして下さりありがとうございました。来年も、よろしくぅ。来年こそは、たくさん、落書き帳に記帳してもらえる事を、願いつつ終わります。皆様、良いお年を。では、(^_^)/~~


12月26日

さようなら〜 (-_-)/~~ クリスマスぅ〜

おっとの会社は、4連休。今日が3日目。朝からゲームをし、今はゴルフの練習へ。あんなに張り切っていたのに、最近のおっとのスコアーは、つまがびっくりするくらい悲惨。ちょっと可哀相である。

昨日の持ち寄りパーティーは、色々あって美味しかった。他のうちのご飯は、おいしいと相場が決まっているが、いや本当においしかった。どの家のご主人も、料理上手な奥さんでよかったですねぇ〜(おっとに、つまを誉めろと暗に言っている)。昨日、時間があったので、『ストロベリーパルフェ』を作っておいた。今日の昼食後食べたら、なかなかの出来栄え。前回、『抹茶パルフェ』を作ったら、イタリアンメレンゲが途中でぽしゃって、半分失敗作だったので、今回が、雪辱戦。よかった、うまく作れて・・。ただ、本物の『ストロベリーパルフェ』なるものを、お店で食べた事がないので、本当にうまく作れてるかは??。おいしかったから、よしとしよう(ええかげんな奴)。

Mちゃんへ、むちゃむちゃ、おもろいクリスマスカードありがとう!!ふうふ揃って、一瞬引き、次にじわじわ〜っと笑いました(大笑)。では、(^_^)/~~


12月25日

HAPPY MERRY CHRISTMAS

今日は、本当にクリスマス。我が家のクリスマスバージョンにデコレイトされた部屋も、心なしか堂々としているように見える。今年のケーキは、ホテル・ダルマワンサのケーキショップに予約していた。引き換え券みたいのも何もなく、本当にあるのか心配であったが、ちゃんと用意されていた。さすが、ジャカルタ唯一の6スターホテルだけはある。予約していたケーキは、クリスマス用のケーキではなく、つまのお気に入りの『ストロベリー何とか・・』。味はもちろん美味しい。クリスマス柄のお皿に、つまの愛情たっぷりの美味しい料理(?!)、美味しいワイン、ガムランで演奏されているクリスマスソング(半音ずれているような気がする&スローすぎて眠い)、それに、美しいつま(うふっY)。なんておっとは、幸せ者なんでしょう(ばかたれ!)。今日は、アイさん宅で、持ち寄りパーティー。つまは、ちらし寿司とマグロの竜田揚げと和風豆腐サラダを持っていく。他の人が、何を持ってくるか楽しみ・・。

実家の親猫ももが、危ないらしい・・。つま母は、毎日点滴に連れていってるとのこと。点滴しても、良くなるわけではないが(一種の延命治療)、苦しんで死んでいくのを、黙って見てることなんかできない。つま母は、「たらつまが帰ってくるまで待っときや。」と言っているそうだが、出来れば死に目にあいたくない。子供猫のやよいも、たらつまが帰って、2日後に死に、つまはいまだに、死に際の苦しそうなやよいを思い出すと、涙が止まらなくなる。あ〜、ももちゃん、何で元気でいてへんのよー!では、(^_^)/~~


12月21日

日本産の米はうまい。一度食べだしたら、カリフォルニア米はつらい・・。といってまた、日本産コシヒカリを買ってしまう。横には、日本産のみかんがあった。このあいだ、つい買ってしまって、食べたらうまかった。また、買う。魚売り場には、珍しく、鰤があった。食べたい。つい買う。こうやって、たら家では、給料不相応なものを、つまが、ついつい買うので、家計は相変わらず火の車・・。でも、いつ死ぬか分からんから、食べたいものは、食べる事にしている。一年中、野菜も魚も同じ物ばかり。何を作ろうか困ってしまう。そんな時に、NHKなんかで、全国のうまいもの特集なんか放映された日にゃ、「ぬうぉ〜、そのカニをちょっとでいいから、分けてくれいっ!!」と叫びたくなる。特に、秋から冬にかけては、やたら食べ物が恋しく、日本に帰りたくなるつまである。
相変わらず、今週も予定一杯のたらつま。予定がぎっしりの時は、なんだか体調もよい。おっとも、プアサ(断食)中は、早く帰ってくるし(会社の就業時間が早く始まり、早く終わるから)、とっても嬉しい。と書いたが、おっとはイスラム教信者ではない。が、夕食に日本酒を飲んで良い気分になったのか、いきなり、トルコの旋回舞踏の真似をして、畳の上で『クルクル』回っていた。そして、気分が悪くなった。大馬鹿者である。
たらふうふは、いつかトルコに行ってみたいと思っている。ここ1〜2年、その思いは強くなるばかり。いつか行けるといいな・・・。では、(^_^)/~~


12月18日

前回の更新から今日まで、ほとんど家にいない。なんてつまだ!!この間、ジャカルタ市内では、暴動があったりしたのに・・。でも、やばい時は、家にいる。さすが腹黒い・・。何度も書くように、部屋はクリスマス一色なのに、15日のお花で、早々とお正月花を生けた。今年は、15日でお花も終了。クリスマス一色の部屋に、ポツンとお正月花。すごい違和感。今年のお正月花は、地味だな〜と思っていたら、おっとも、「今年のお正月花は、地味やねぇ〜。」と、ぽそっとつぶやいた。夫婦揃って、派手好きになっている。喜ぶべきか、悲しむべきか・・。

アイさんと久しぶりに(多分、2年ぶり位・・?)『 BIN HOUSE 』に行く。やっぱりよい。何度行ってもよい。ただ、一般人の二人には、「あら、いいわね。これいただくわ。」と言って、ポン!と出せる額ではない。たった、1枚の為に、「あーでもない。こーでもない。」と、毎回思案している。が、世の中には、深く考えずに何枚も買える NYONYA がいる(非常に羨ましい)。その現場を目撃した時の、つまの衝撃・・。「どちらの会社の方で?」と聞きたかった(なんぼほど、給料もろてんねん)。死ぬまでに、一度でいいから、「あら、いいわね。全部いただくわ。」と言ってみたいものである。今回も、二人で「あーでもない。こーでもない。」と言っていると、お店のお兄さんが、「うちのは、一点物だから・・。次回来ても、同じ物はないよ。」と囁く。『一点物』 つまはこの言葉に非常に弱い。すぐ心をくすぐられる。そして、長い間思案した挙げ句、それぞれ買う事に決めた(欲しいものを決めかねていたのではない。欲しいものは、最初に見た時から決まっていた。思案したのは、金額と、どうやって、おっとから、お金を出させるか!!。いえ、出していただけるか。)いざ、買うと決めても、持ち合わせがない。だが、ジャカルタ NYONYA は、恐いもの知らず。おもむろに、「これ、明日まで取り置きしてもらえますか?」とお願いする。意外にも「いいですよ。」という、つま達には有り難いお言葉(おっと達には、余計な言葉・・?)をもらって、足取り軽く、店を出たのである。その夜、たら家と、アイ家では、おっとをものすごい勢いで説得するつまの姿があった。に違いない・・?次の日、おっとに戦利品を見せた。つまは、とても気に入っている。おっとは、「いいやんか〜。一生大事にしいやぁ〜。」と、念押しした。では、(^_^)/~~

BIN HOUSE・・お洒落なシルクバティックのお店。ジャカルタに本店、バリ、シンガポール、銀座のサンモトヤマ(?)に支店あり。

一点物・・お店の人が、さりげなく、あくまでSOFTにささやく。ささやかれた者は、一種の催眠商法にかかったかのように、急に購買意欲を倍増させる不思議な言葉。そうして、良い気分になって、家に商品子ちゃんを、連れて帰ってしまう。冷静になってみると、「えー!こんなんやったん!!」とがっかりすること多し。気をつけなくては・・。←自戒。


12月10日

つまが知らないうちに、カバーページに我が家のクリスマスコーナーが載せられていた。あれだけではない。入り口には、つま作のクリスマスリース、ドアノブには、つま作のミニリース、ゲスト用のトイレのドアノブには、何年か前にどこかのバザーで買った飾り、ソファーには、バティックのクリスマス柄の布、お揃いのテーブルセンターまである。今年のクリスマス用の生け花(↑上記写真)は、お花だけいただいて持って帰ってきた。そして、生けた。どんどん、杉が傾いている。とんでもない出来なのである。仕方ない・・。来週は、お正月花。楽しみ・・。

おっとの日記にも書いてあるように、今、我が家では、「たけのこ」という唄が流行っている。おっとの友人Hさんの奥さまが、お子様だった時に、作詞、作曲された名曲。おっとは、いたく気に入っている。「たけのこいきま〜す!」の「たけ」という声が流れただけで、おっとの肩が『ピクッ、ピクッ!』と反応している。これから始まる『たけのこ』に期待に胸を膨らませているのがよく分かる。「なんで、『たけのこ』なん?『しいたけ』でも『キャベツ』でもええんとちゃうの?」という、つまの疑問をおっとはメールにしてくれた。お返事もいただいた。そして、「『たけのこ』でないとあかんわ。」と納得したつま。たらふうふは、せいぜい『かっぱくんダンス』を踊るくらいで、作詞、作曲、絵画、楽器演奏等、芸術関係は、とんと出来ない二人である。その点、Hさん&Mちゃんはすごい!!うらやましいぜぃっ。これからも、Mちゃん、新曲&名曲を提供してね。

昨日、アイさん、Yさんと(もちろん子供連れで)、BLOK M のパサラヤ(ショッピングモール)に行くはずだったが、アパートの前の道が、スハルト召喚騒ぎで、封鎖され、おまけに、BLOK M周辺は危ないというので、プラザスナヤン(ショッピングモール)に変更。プラザスナヤン内は、いたって普通。ただ、昨日は普通だっただけで、今日以降、ずっと普通かは、誰にも分からない・・・。これから、毎日、どの道が封鎖されているかチェックせんとあかんなぁ〜。と、まだ出歩く気でいる。このままじゃあ、日常の買い物も行かれへん。食う為なら、危険をおかしてでも、買い出しに行くわ!!(←ちょっと大袈裟な奴)。大袈裟で終わればいいけど・・。さすがに今日は、おっとから外出禁止令が発令されているので、家にじいっといる。家の掃除と、たまっていたアイロンがけは済ませた。後は、ず〜っとほったらかしているパッチワークをしなくては。では、(^_^)/~~


12月2日

皆さん、今年もいよいよ残すところ1ヶ月を切りました。大掃除の季節ですね(ウキウキ!)。1年間にたまった、不要品を処分できる素敵な季節。つまは大好きである。処分と言っても、日本人会の婦人部会の福祉部へ、着なくなった服、シーツ、まっさらな学用品等を、引き取ってもらうのである(こちらの施設へ送ってらっしゃるので)。ご苦労様です。つまは、なかなか物が捨てられない人だと思っているが、おっとは、その上をいくもったいながりの人である。でも、ゴルフボールは、気前よくゴルフ場で捨ててくる(池ぽちゃ、OBという形で・・)。今でも、色褪せ、襟ぐりがビロ〜ンとのびたTシャツを大事に持っている。こっそり捨てようと、ごみ袋に入れて隠しても、そういう時に限って、急に思い出したように、「あの、シャツどうしたん?ほら緑色の」等と言う。こうして、節分大処分、花見大処分、梅雨入り大処分、お盆大処分、紅葉狩り大処分、歳末大処分と、数々の大処分をくぐり抜け、はるばる、海を渡ってきたTシャツ子ちゃん達が、たら家にはたくさんいる。はっきりいって、うっとおしい。「次は、本帰国する時や!」と密かに機会をうかがっているのである(いつ本帰国すんの〜?)。

今日は、恒例のNYONYA会があった。12月に入ると、急にバケーションに入るキリスト教徒の異国人さんたち。そんなわけで、『クリスマスパーティー』。もちろん1品持ち寄り&プレゼント(5万ルピア以内)を用意して。今日、場所を提供した西洋人の家も、とても大きくうらやましかった。室内インテリアが、本当に外国の雑誌に出てくるようで素敵。会社のNYONYAの家に行っては、「このセンスのよさは、幼い頃からの環境の賜物ではないか・・?」といつも思う。ところで毎回、「この料理のレシピをくれ!」と言われるので、錆付き、溶けかけている脳みそを、フル回転させ、レシピを作っていった(もちろん、おっとのチェック済)。これで許してもらえるかと、淡い期待をしていたら、「前回のちらし寿司のレシピを至急書いて、Eメールで送れ」と言う。おいおい、そんなに簡単にできひんのやで〜。バケーションで本国へ帰る人には、口頭で教える。いや、レンコンの説明は、図も入ってたな・・。可哀相に、どんなちらし寿司ができることやら・・。今日、持って行った『麻婆なす』と『ほうれん草のごまあえ』は、どちらも好評で安心。特に、ほうれん草のごまあえは、西洋人には、新しい発見だったようで、すぐ売り切れた。おっとが、「きっと、何でマーボーって言うねん。意味は何やって聞かれるで」と忠告してくれていたのだが、その通りであった。ひととおり、つまの出来うる限りの拙い説明(ミセス・マーというおばあさんが作った辛いなすびの炒め物。ほんまかいな?)を聞いた後、「じいさんやったらあかんのか?」と言われた時には、ひっくりかえりそうになった。今回も、生きて帰ってこれてよかった。では、(^_^)/~~


11月27日

なんだか気が付くと、今年もあと1ヶ月余り。京都では、南座の顔見世興行のまねきが掛けられたそうである。あ〜今年も見に行けなかったな〜歌舞伎・・。来年こそは、行って行って、見まくるぞ〜!今朝から、毎年恒例、たら家クリスマスバージョン用リビングに内装を変えた(そんな、たいそうにはなっていない)。珍しく、少しお・と・な・のクリスマス。仏教徒なのに、三十過ぎてるのに、やっぱり好き。あ〜、神戸の、大阪のイルミネーションされた街並がみたい。と、最近やけに望郷の念にかられているたらつま。やっぱり、ジャカルタ生活3年が過ぎると、急に帰りたくなるようである(家もない、仕事もないのに、どこに帰るのか・・?)。今年は、年末年始にかけて、バリへ行く予定。だから、お節も作らへんし。と気の早いことを書いたりする。要するに、今日はすごく暇なのである。

先日、久しぶりにアイさんとお子さんと買い物にぶら〜と出掛けたら、マルタバックさんにお会いした。非常にびっくりされていた。つまの鼻が、2つ付いていたのか?ははは・・。アイさんのお子さんは、4ヶ月になり、首が据わり、おまけに寝返りまで打つそうである。早いような気がするが・・。「首が据わったよ〜」と教えてもらったので、早速抱っこさせてもらう。久しぶりに抱っこしたら、さすがに恐かった(赤児だった姪っ子は、はるか昔)。確か、去年の今ごろ、「妊娠したみたい」宣言してたはずなのに、もう、子供は寝返り打ってるよ〜。時の経つのは早いもんだ。あ〜来年こそ、『こうのとりが来るように、他人の庭じゃなく、ちゃんと自分の庭に餌をどば〜っとまくようにしよう!!(笑)』では、(^_^)/~~


11月12日

長の不更新、「今回もふて更新か〜?」と思われた方も多いと思うが、たらつま、久しぶりに調子を崩していた。(この間、マルタバックさんご夫妻と食事をして頂いたり、お花に行ったりしていたのだが・・。)目から頭が『どよ〜ん』と重たく、時々痛い。偏頭痛持ち&自律神経失調症のつまだが(情けない・・)、いつもと様子が違う。「血圧が下がっているのかな〜」とも思ったが、13日からオーストラリアに行くので(皆に「逃げるんや〜」と言われるが、逃げるんじゃあない!おっとの弟さんの結婚式に出席するため)昨日、病院に行った。診察結果は、「過多のストレスとホルモンバランスを崩している」であった。先生曰く、「日ごろ出歩いている人が、(自分の意志とは関係なく)こういう街の状況で、家から出られない。& 結婚して丸5年も経つのに、子供がいない。等と言う事が、知らず知らずのうちに、ストレスとなっている。」そうである。「オーストラリアに行けば、治るでしょう。気分転換に行ってきなさい。」という、有り難いお言葉を頂いて帰って来た。あんまり、怒りすぎて身体に良くなかった様である。やっぱり、笑って過ごす事が、健康に一番いいと実感したつま。最近、ノイローゼ気味の奥さんが増えているらしい。皆さん、元気に楽しく過ごせるようにしましょうね!!。

こんな状況の中、明日の夜にオーストラリアに向けて出発する予定。今日、おっとの会社は午前中で急遽閉めたのに・・。明日は休みになったらしいのに・・。でも、マッサージのお姉さんに来てもらって、今、マッサージを終え、気分よく更新しているつま。夕方になり、所々で、デモ隊が歩いてたらしいが、彼女曰く「Tidak apa-apa! (大丈夫、問題ないよ!)」とのこと。「でも、NYONYAは、危ないね。顔が中国人みたいだから。」と、一応忠告もしてもらった。ありがとう。

T・A様へ・・落書き帳に書き込みして下さり、ありがとうございました。あの事で怒るのは、私だけかと思っていたので(他の人からは全く反応なし)、嬉しかったです。それから、T・Aさんと、お知り合いになれて、1年が過ぎましたね。これからも、どうぞ、このHPをご贔屓にして下さい。
石橋へ・・ごめん!!必ずメール出すから待っててちょ。


10月26日

前回は、大人気なく怒ってしまった。友達に話すと、彼はお得意さん以外には、すこぶる評判が悪い事が判明。納得。最近、運転手の件にしろ怒ってしまう事が多い。いか〜ん!ひょっとしたら、たらつまに、お怒り大魔王がぺったり張り付いているのかも・・。いかん、いかん。

土曜日は、アンガスハウスの和風店でMAご夫妻に御一緒して頂いた。MA夫妻と、お食事をすると、楽しくてついつい時の経つのも忘れてしまう。MA夫妻は、こんなつまの事をいつも誉めて下さる、貴重な存在である。いつもすみません。楽しく、美味しいすき焼きをがっつきすぎて、夜中気分が悪くなる。『食べ放題』この言葉に、異様に闘志を燃やす大阪人の悲しい性・・。きっと、おっとも食べ過ぎたに違いない。

昨日は、お花の先生の御子息の結婚披露宴に行った。おっとと二人である。日本人の奥様方は、ほとんどお一人だったので、おっと、大いに目立つ。(目立ったのは、そのせいだけか・・?)つま以上に、おっとも結婚披露宴好きなので、招待状を見せた時には、「どっちのバティック着ていこうかな〜?」と初めから、行く気満々であった。もちろん、つまも一緒に行ってもらう気満々だったのだが・・。ホテルでの盛大な披露宴。途切れる事のない招待客の列。美味しいお料理。奇麗な新郎新婦に、嬉しそうな御両親。いや〜良かった。十数回、結婚披露宴に参加しているが、それぞれ異なっていて面白い。お幸せに。では、(^_^)/~~


10月21日

前回のひとりごとは、おっとに不評でえらく怒られてしまった。それで、ふて寝ならぬ、ふて更新をしていたつま。が、気を取りなおして・・。先週から今週にかけて、つまは日中家にいない。色んな場所に飛び跳ねている。そんなつまにショッキングな知らせが届いた。おっとの会社にいる、たらふうふ以外の日本人のご夫婦が、インドネシアを離れることになった。その奥様の送別会を、会社のNYONYA達で行う事になった。アメリカ人のおばちゃんが、「日本食レストランでしたい。」と言い出したのが、これから書く『たらつま怒り心頭事件』の発端であった。

とあるジャカルタ市内の日本食レストランで、10人程のNYONYAが食事を食べるべく集合した。皆、「日本食は来た事がないから楽しみ」「オーダー(メニューを見ても食べ物の見当が付かない)が難しい」等、うきうきしていた。身なりも、いつも以上にきちんとしていた。込み合う前に、全員注文し終えたのに、ひと種類の料理だけ来ない。オーダーした3人は「気にせず、みんな先に食べて。日本食は難しいから時間がかかるし、待ってるわ。」と言っていた。が、20分、30分、40分待っても来ない。「忙しいのに申しわけないな〜」と思いつつ、恐縮しながらお店の方に聞いたら、「出来上がった」と言って運んで下さり、みんな「おいしいね、おいしいね。」と言って食べ終えた。

そのうちの一人が、送別会なので、全員の写真をお店の前で取りたいとカメラを出し、入り口近くにいたお店の方にシャッターを押してくれるように頼んだ。その相手がまずかった。『チーフコック』だった。つまは、「すみません、お忙しい時にわがまま言って。申し訳ありません。」とぺこぺこ頭を下げた。そのつまの耳に聞こえてきた言葉は、「何だよ、当たり前のように(シャッターを押す事を)頼みやがって。だから、ガイジンは嫌れえなんだよっ!!俺はカメラマンじゃねえんだよっっ!!」 であった。「この人は、こんな人だったんだ・・。」余りの事に呆然としたつま。結局、写真は撮ってもらったが、きっとつまの顔は、引きつっている事であろう。後から、皆に「あの人、さっき、何言ってたの?」と聞かれたが、同じ日本人として恥ずかしく、「ううん、何でもない。」としか言えなかった。

つまが知るところでは、ガイジンと言われた彼女たちは、お店に何一つ迷惑をかけていなかった。慣れないお箸と悪戦苦闘しながらも、楽しく食事をしていただけである。つまには、お店の中を、奇声を上げながら走りまわる子供を、知らん顔して、話が弾んでいるお母さん方や、「蛸がないぃ〜?今から釣ってこい!」とインドネシア人のウエイトレスさんに言うご主人方の方が、よっぽど、迷惑で、恥ずかしい人達だと思えるのだが・・(日本で、同じことが言えんのか?おっちゃん)。つまは決して、「お客様は神様や!金払うから、何しても良い。」とは、これっぽちも思っていないし、「お店の方々が、お客に対してへりくだった態度を取るべきだ!」とも思っていない。彼は、「ガイジンに、日本食の味が分かるのか?」「食べ方がなってない」等と思ったのかもしれない。つまも、美味しいフランス料理を食べてても、「あ〜、この料理に醤油をちょっと垂らしたら、もっとおいしいのにな〜。」と思う事もある。どう食べようが、その人が、美味しいと思えたなら、それでいいのではないか。つまが知らないだけで、会席料理以外の日本食も、ものすごく厳しい作法があるのだろうか?その作法通りに食べないと、料理がまずくなるのか?もし、不愉快な事があっても、お客に怒りをぶちまけてもいいのか?プロフェッショナルなら、腹の中が煮えくり返っていても、その場は笑顔でお客に接し、後から、「おりゃ〜!」と怒りをぶちまけるべきではないだろうか?接客業なら、なおさらではないか。そんなに、ガイジンが嫌なら、お店の前に『日本人以外お断り』と注意書きを張ってほしい。そうすれば、こちらも二度と行かないし、彼も怒る事なく、お互い HAPPY に過ごせるのに・・。

たらつまは、この件を書こうかどうか考えた。「たまたま、虫の居所が悪かっただけかもしれない。いつもは、あんな人じゃないし。」と思おうとしたが、虫の居所が悪いからといって、こちらの気分を害するようなことをされては、こちらがたまったもんじゃない。彼が言った言葉は、接客業を生業としている人間の言葉とは、到底思えない。他人の事をどうこう言いたくないし、どうこう言える程、偉い人間でもないが、あの言葉と態度は、一生忘れる事はないと思う。それくらい、つまに強い衝撃を与えたのである。当分、つまはこの店に行きたくない。では、(^_^)/~~


10月16日

おっとが珍しく、昨日、今日と BLOK M に出勤している(ブロックMとは、夜のジャカルタで日本人お父さんの憩いの場。おっとの会社は、接待というものがなく、ジャカルタ本社に日本人もいない)。昨日の朝、おっとに「チークダンスは Boleh(許可する、OK)、チューは Tidak boleh(許可しない、だめぇー)、子供(を作る行為)も Tidak boleh 。」と明るく釘をさしておいた。会社から電話があった時にも、おっとに復唱させた(よかったねぇ、部屋があって・・)。優しいおっとは「チークダンスは Boleh 、チューは Tidak boleh 、子供も Tidak boleh 。」と呪文の様につぶやいていた。
その夜ご機嫌なつまは(ご飯を作らんでいいから)、『 XI 』で遊んでいた。心なしか、サイのキャラクター(アクリちゃんというらしい)も楽しそうにダイスの上を飛んでいた。以前、つまが絶好調な時に、おっとは、故意に(おっとは故意じゃないと言い張った。笑)電源を消した『おっと、ムンクの叫び事件』が起きた。当然つまは激怒。おっと「ひょえ〜」と真っ青。その時、楽しそうに飛んでいたアクリちゃんは、一瞬の内に画面の奥深くの暗闇に、おっとによって葬られた。その一件があったので、昨晩、つまには、アクリちゃんが「楽しいね、今日はマミーと二人っきりっ!」と鼻歌交じりで、楽しげに飛んでいるように見えたのである。
その後、つまが、うとうとしかけた時に、おっとは帰ってきた。おっとは、「恐い夢見ろ、恐い夢見ろ。」とつまの耳元でささやいた。確かにつまには、そう聞こえた。が、所詮酔っ払いの戯言と思い、無視して眠った。今朝、起きてから「なんてひどい奴やー」と無性に怒りが込み上げ、おっとに聞いたところ「そんなこと言うてないよ〜。寝室が真っ暗で恐かったから、「恐いよ〜」って言うてただけやん。」と言う。しかし、いつも寝室が真っ暗でないと寝れないおっとが、恐いはずがない。「この期に及んでしらを切るたぁ、ひでえ奴、生かしてはおけぬっ!」「ぐさっ!」と、やはりたらつま悪代官は、名もない善良なおっとを切り捨てるのである。切り捨てられても、BLOK M 好きなおっとは、今夜もまた、鼻歌交じりでスキップしながら、夜のジャカルタへ消えて行くのである。(笑)では、(^_^)/~~


10月14日

なんだか、日々バタバタしている。昨日は、久しぶりにお花のお稽古へ行く(写真)。いつも、人とはちょっと違う生け方になっているつまの作品。今回のは題して『私を見てっ!』。日本での先生からは、「たらつまさんのお花は、いつもおおらかね〜」とよくおっしゃっていたが、こちらの先生にも同じことを言われている。おおらかなのか、はたまた、大雑把なのか・・?。無趣味なつまの唯一の趣味かもしれない。パッチワークは、つまの趣味だと思っておられる方がいるようだが、これはつまの人生修行、、以外のなにものでもない。しかし、こんなつまに教えて下さる先生が見つかり、また再開。つまの力量から考えると、無謀と思えるほど、でかい作品を作っている。キルティング(刺し子)をしているうちに、表布&綿&裏布の三位一体となった固まりが、つまの身体に巻きついている。危うく、つまはパッチワークの作品の中で、遭難寸前の毎日である。針を持つ事が、苦ではないと分かっただけでも、ジャカルタに来た意味があると思う。よかった。気が付けば、『お気楽な毎日ぃ〜』でジャカルタ生活が終わっていたら、やばいとこだった。では、(^_^)/~~


10月12日

結局先週、運転手は、ずっと休み。ちゃんと連絡いれんかい!!。運転手の件でゴタゴタしているうちに、おっとの誕生日と結婚記念日が、あっという間に過ぎてしまった。結婚記念日は、お外で食事をした。たらふうふお気に入りの「COLVMBVS」。場所は各人でお調べを・・(←ごっついいけず)。この日は、つまのリクエストで、おっとはつま以外の人に『ウニャウニャ英語』で話すことになった(最近おっとの『ウニャウニャ英語』を聞いていなかったので)。おっとは、『ウニャウニャ英語』で話しているにも関わらず、相手からは『うにゃうにゃインドネシア語』で話しかけられていた。「何でやー!俺は英語で話してるのに・・。俺はそんなにインドネシア人に見えんのかー!」と嘆いていた。可哀相に・・。いつもの事だか、つまは何を食べても「おいしいね!おいしいね!」の連発。「美味しいものを、食べさせてないみたいで恥ずかしいから、人前で言うのはやめなさい。」とおっとは怒るが、美味しいのだからしょうがない。おっとは、見栄張りである。

土曜日は、日本で平成10年10月10日、『寿・寿・寿』と大変めでたい日と新聞にあったが、そんなめでたい日に、つまは、おっとがゴルフでいないことをいいことに、5時間ぶっ続けで『 XI 』をした。ただの、アホである。おっとが、数字に強い事は、うすうす感づいていたが、図形にも強いと、このゲームで確認できた。つまは、みかんがりんごに変わっただけでも、「うう・・?」と悩むくらいの、算数おんちである。おっとと同じ土俵の上( XI には、対戦モードがある)で、戦える日が来るのか・・?である。

T君&Yちゃん、ご入籍おめでとうございます。
末永くお幸せに。それと、ふつつかなおっととわたくしですが、こちらも末永くよろしくお願い致します。お手柔らかに(笑)。では、(^_^)/~~


10月6日

我が家の運転手パイディが今日休み、明日も休み。たらつま切れる!!。ここからは愚痴&文句なので、すっ飛ばして下さい。(これがほんまの独り言や)

もう我が家に来て1年近くなるのに、どうもしっくりこない。なんで、毎月20日前後に1日〜2日休むんじゃ。それも絶対平日。今回は、本人が入院したとの事で日付は、ずれているが・・。ほとんど、火曜日に休む。別の曜日なら、つまはこれほど怒らない。火曜日、つまの大好きなお花の日。あんたが来えへんと、あたしはお花に行かれへんやろー。家から、一歩も出られへん。おっとも自分で運転して会社に行かなあかんし(←あくまでこの件は、つまの中で Low Priority だったりする)。いつも火曜日の午前中は、お花行くって知ってるくせに・・。調子悪いんやったら、前々からそんなそぶりを見せんかい。前日まで元気やのに、いつも急に休むな。頻繁に、食べものに当たるんかー。うりゃー!!明日は、つまが嫌いなNYONYA会やのに・・。それも朝9時に、お菓子とか作って、アメリカ人のおばちゃん宅に全員集合や。「運転手が休みぃ〜。たらつま、ブルーバードに乗っておいで。」なんで、NYONYA会ごときに、タクシー乗って行かなあかんねん(←怒りの焦点がずれている)。

いつも、同じ道しか通らへん。混んどったら、他の道通らんかい。ちょっとは、頭使って働け。運転に対して、一言も口をはさんだ事がないつまが、(業を煮やして、しかし)優しく「この道、いつも混んでるから、今度、他の道試してみいへん?この道と、あの道とどっちが早い?」と言ったら、「時間の差やて、ちょっとや」と、ぼそっと言うたやろー。ほんで絶対、つまが言った道は通らへん。いつもと同じ混んだ道。初めてポンドック(地名)のビデオ屋に行く時、つまは、地図見せて、住所も言って、書いた紙まで見せて説明したのに、「マダム、住所はどこに書いてあるねん?」あほんだらかー!あんたは字読めんのかー。高速道路の乗り降りも分からんし、UANG PASのゲート(高速料金所で、料金どおり、お釣が要らないゲート)に、堂々と、お釣いるのに行って怒られる。せやのに、また次もそこに行く。話もとい、家からポンドックのビデオ屋に行くのに、何で、2時間かかるんや。何でビンタロ(地名)の方に行くんや。工事中のモール(ショッピングセンター)に止めて、「ここや」。どこやねん!!分からんかったら、途中で人に聞け!!分からんからって、取りあえず止めるな。まして、「ここや」と言うな。こんなに迷ったのに、1ヶ月行かへんかったら、すっかり忘れてる。せめて3回行った場所くらいは覚えろ!

嫁をなんとかせい!「金かせ」と言って、我が家に電話をかけさせるな!おまけに「夫は(パイディのこと)気が弱いから、金かせと言えない。私、子供も産まれるねん。ほんで色々忙しいのに、わざわざ私からNYONYA(つまのこと)に、こうして電話してる。」なめとんのかー。「昨日、夫は家に帰ってこなかった。そこにいるやろ。電話に出して。」おらんっちゅーねん。知らんがな・・。えー加減にせえよ。ゼーゼーゼー。

たらふうふは、運転手で結構困った経験があるので、1:絶対に、運転については口を出さない。2:丁寧語で話す。3:知らない場所や、分からない事は、はじめにちゃんと言ってもらう。それについては、文句を言わない。知ったかぶりをするなと言っている。4:金曜日のお祈りは、ちゃんと行かす。5:本人の希望(休みとか)を尊重する e.t.c.。を心に決めている。なのに、やっぱりひどすぎる。一番困るのは、自分が(道や場所が)分からなくなったり、こっちから突っ込まれたら、すぐパニックになることだ。目は泳ぎ、「あー、あー」と言葉にならない音を発する。情報も知らない。どこで、何があるのかを知らないと、色んなことに巻き込まれる可能性が高くなる。もし、何かに巻き込まれても、この運転手じゃパニックになるだけで、余計危ない。

おっとも、注意を促していたが、もう限界。辞めじゃー!辞めじゃー!。ヘっへっへっ。(←たらつま、結構キテル。危ない)新しい、運転手を探すぞ〜。では、(^_^)/~~


10月5日

2日、昨日と結婚式に出席した。こちらの結婚式は、それぞれの民族性が出ていて非常に面白い。2日はおっとの部下(嫌な言い方やな・・。)の結婚式。バリバリのジャワスタイル。会社の人に会うたびに、「つまさん、どこで髪の毛切ったの?」「よく似合ってるよ」の言葉に、『どこでそんな髪型にしたんや?プッ!』という失笑が含まれている気がして、なかなか辛いものがあった。昨日は、ソフトボールでご一緒の方の結婚式。招待状の開始時間きっちりに始まっていてびっくりした。こちらの結婚式は、大体30分以上遅れて始まるのが常だからだ。アチェのダンスあり、日本の歌あり、おまけに、料理は美味しいし、たらふうふ結婚式を存分に楽しませて頂いた。(Fさん、呼んでいただいてありがとうございました。すごく、素敵な温かい結婚式でした。)つまは、2日は、やや地味目な装いだったので、今回は派手目にしていった。おっとがよく遊んでいただいているMr.X氏に「何ですかぁ〜これは?」と呆れられてしまった(笑)。もう、金(GOLD)なしでは、物足りなくなっているつま。すっかり、感覚は現地化されている。日本に戻るのがこわい・・。2日、昨日の新郎新婦共、とっても幸せそうで、こちらまでHAPPYな気分になった。つまは結婚式に参加する喜びは、新郎新婦の幸せをお裾分けしてもらえる事だと、勝手に思い込んでいる。末永くお幸せに!!。

昨日は朝から、久しぶりに足マッサージに行った。いつも、つまは汗だくになって泣いている(痛くて)。しかしおっとは、そんなつまの横で、気持ちよく寝ている。回を重ねる毎に、痛さはほんの少し和らぐ様な気もするが(もう、分からんくらい痛いのか?OR麻痺してるか)、それでも、場所によって、思わず足がちじこまる(標準語がわからない)。つまは、どこを押されると痛いか分かってるので、「来るで〜、来るで〜、来たあー!」という具合に心の準備をしてるのに・・である。昨日も、余りの痛さに「お兄さん、痛いって!もう分かったから勘弁してぇ。はい、もうCUKUP(じゅうぶん)や。」とお願いしてしまった。その姿を見ていたおっとは、「痛いとこをしてもらわなあかんやろ。もっと、したって」と言っていた。自分が痛くないから・・。嫌な奴。が、今回は違った。初めておっとが痛がった。これこそ、本当の「ざまーみろ!」である。足マッサージは、パッチワークより、Xi(Sai)よりも、つまにとって最大の人生修行であろう。が、痛くて泣くのに、また行ってしまう。よっぽどつまがあほなのか、毎回、また来たくなるつぼを、刺激されているのか・・?である。誤解のない様に書いておくが、つまは、ノーマルだ。

追加:昨日おっとは、ぼそっと「ちょっとは、前より見れるようになったやん(髪型)。」とつまの現在の容姿についてコメントした。ほっといてくれ〜!失礼な!プンプン。では、(^_^)/~~


10月2日

無事におっとが帰ってきた。よかった。つまのお願いした品々が、キクロン以外は買えたようである。キクロンって、なかなか見かけないのよ・・。おっとは、つまが日記に乱入してるとは思いもよらず、開けて「ひょえ〜!」と言ってびっくりしてた。は・は・は・ざま〜みろ(何に対してざま〜みろなのだ!)。つまの思考通りにほぼ行動していたようで、「なんでわかんのー!吉野屋も、難波の焼き肉屋も、日本橋も行ったわ。でも、HなCD−ROMは買ってない。」とその件だけは口を割らなかった。まあ、どうでもいいけど・・。

昨日10/1は、たらふうふがジャカルタに赴任した記念すべき日であった。丸3年が過ぎ、4年目に突入。なんかあっという間だった。まだまだジャカルタにいれるといいな(相変わらず状況を把握していないノー天気なつま)。その記念すべき日をどう過ごしたのか?ふうふで『 Xi(Sai)』をしていた。難しい。ずうっとおつむを使っていないつまには、パッチワークに次ぐ人生修行になりそうである。しかし、おっとは、いとも簡単にやってのける。くやしいな〜(勉強以外は負けずぎらい)。スコアーボードに名前が載るように特訓だ。

今日は、会社の人の結婚式に出席する予定。せっかくドレスも買ってもらったのに、この頭じゃねぇ・・。ちぇっ!。

珍しくつまが考え事をしていてぼ〜っとしていると「昔行った北極の事思い出してんの?」とおっとが言う。そう、おっとは発見した。わかめちゃんより、南田洋子より、北極 OR 南極に行った女優の和泉雅子に似ていると言う事を・・。うるちゃ〜い!と一発食らわしたかったが、「ふむふむ、似ている」と納得したので止めた。どんどん、マダムには程遠くなる今日このごろ。では、(^_^)/~~


9月30日

今日はおっとが帰ってくる。うれしい。やっと話し相手が戻ってくる(疲れて帰ってきても、ただでは寝させてもらえない可哀相なおっと、延々とつまのどーでもいい話を楽しそうに聞かねばならぬ)。さすがのつまも今日は家にいた。ビデオを観て、遅い目の昼ご飯を食べてたら、『ボゴールおばさん(バリレースの服、かばんを作っている)』が突然やってきた。あれほど、「出来上がったらTELしてね」と頼んでいたのに・・。1年ほど前に買った麻のワンピースと同じ生地、刺繍で、(急に思い立ち)2週間前にボレロを注文していた。他の人も色々注文していたので、慌てて皆にTELしまくって、取りに来てもらった。噂によるとこのおばさん、日本人相手にぼろ儲けをし、今はボゴールから、運転手付き、手伝いつきで、ベンツに乗ってくるらしい。すごいでかい、石の指輪をしているし・・。どこまで、ほんまなんでしょうね。ボレロは、なかなかの出来と満足している。なんせ、日本円に換算したら、笑っちゃうくらい・・。たら家は、ルピアもらい。ルピアで生活しているので、冷静に考えると笑ってはいられない・・。でも、笑っちゃえ!!『笑う門には福来る』や。

昨日、おっとからTELがあった。日本時間で12時(夜)は、回っていた。「今、難波。これから電車に乗りま〜す!!」えらいごきげん。あ〜あ、やっぱりつまの思っていた通りや(詳しくは、おっとの日記 9/28 を見てね)。久しぶりの日本、思わず羽根を、バタバタと羽ばたかせていたに違いない。羽ばたかせすぎて、ちゃんとしまえてるんやろか?いっぱい、頭とかに抜けた羽根がついたままと違うやろか?ちゃ〜んと、はたいとく(払い落とす)ように言っといたらよかったかな?(笑)では、(^_^)/~~


9月29日

27日に、「パサラヤには一人ではいきませんっ!」と書いたが、アイさんと食べるお昼ご飯を買いに行った。ばったり、以前インドネシア語を習っていた先生(といっても同い年)と会って、「もー誰かと思ったわ。私は、高校生の知り合いはいないと思って、よく見たら、たらつまさんやねんもん。びっくりしたわSeventeenにしか見えない。」と言われ、「髪の毛、こんなに切られてしまって、悲しいよ〜。」と泣いていた。フラフラしちゃいけないな。誰に会うか分からない。まったくもう、これだからジャカルタニョニャは・・。と言われそうである。反省。お花の帰りに、マレーシア大使館の前で人がたくさん集まっていて、警官が出ていた。最近のアンワルさん(友だちかいっ!!)の件で抗議していたのか?。

乾季が来たと思ったら、もう雨季らしい天候である。お陰でシーツが乾かない。今日は、おっとのシーツを敷いて寝るとする。

ずっと、実家の親猫ももについて書こうと思っていたので、今日書きます。あれは、つまが高校1年の4月の終わり、つま母が、知り合いから生後1ヶ月のメス猫をもらってきた。猫より犬が好きな我が家では、その前に家族会議を開き、皆の了解を得ていた。(ものすごくきれい好きな母が、母猫を見て気に入り、おなかにいた子猫をもらう約束をしていた。後日ご近所では、あのきれい好きな奥さんが、猫飼わはったと有名になる。)自転車の前かごに、紙袋に入れられて我が家に来た子猫(つま弟が”もも”と命名する)を見たとたん、余りの可愛さに家族全員骨抜きになった。それからももは、末娘として、≪蝶よ花よ≫と育てられ、わがままいっぱいに育ったのである。「猫かわいがり」まさしくその通り。やがて彼女は、向かいのオス猫と仲良くなり、子猫を4匹産んだ。2匹はもらわれていき、2匹を我が家で献身的に育てた。つま母がである。わがままなももは、産んだだけ。長女やよいは、96年2月に病気で亡くなり、今実家には、わがまま”もも”と三女”さくら”がいる。さくらは、どちらかと言うと、ぼーっとしていて非常に猫らしい猫である。

ももは人間の年で言えば、70才を超えたおばあさんであるが、彼女のパワーは衰えていない。以前から時々、電話が外れていたり、留守電になったりしていた。猫が電話を枕代わりにしているのだろうと、皆が思っていた。つま母が出掛けるので、玄関で靴を履いていると「ただいま留守にしております。・・・」という留守電の音がする。びっくりして部屋の戸を開けると、「しまった!!」という顔をして振りかえっているももの姿。左手はしっかり留守電ボタンを押していたらしい。「なにすんねん。もも!」
つまが実家に帰っていた時に、水を飲むのが下手なももに、「風呂場の水道から出した水を飲んでもいいよ。」と言った。浄水器の水しか飲まない、水桶の水は「フン!」といって見向きもしない。(ももは顔中水だらけにするくらい、飲むのが下手。お陰で頑固な便秘のもち主)お風呂が沸いたよというお知らせブザーの音がすると、風呂場の前に行き「開けてけれ」と鳴く。開けても、水を出さないと入ってこない(大の風呂嫌い)。じらすと「ウンガン!」と憎たらしい鳴き声をあげ、催促する。つまがジャカルタに戻ってからも、その状況は変わらない。いや、悪くなっている。朝から、寝るまで、「ウンガン!」と鳴いている。ある日、晩御飯を食べていた母が意地悪をして開けなかった。食べ終わっても、片づけが終わっても開けなかった。その間、彼女はずっと風呂場の前で「ウンガン!(開けんかい!!)」と鳴いていたらしい。机の上のコップに冷茶を入れ、テレビを見ていた母に、「何か冷たいものが・・?」そう、切れたももは、むちゃくちゃ怒った顔で、コップのお茶を、ペッペッと母にかけていたのである。お茶が飲みたいわけではない。ただ、自分の言っている事を、無視された腹いせの犯行なのだ。ついに母は根負けし、風呂場の戸を開け、水を出したそうである。「あんたな〜、えらい事ももに教えたな〜、こっちは毎日大変や」電話の向こうで母がつぶやいていた。

さくらは、ぼーっとしていると書いたが、たまには頭を使う事もある。今年の夏のある日、全く餌を食べなくなった。(かかりつけの病院指定のおフランス製の餌。なまいきな。)どうしたのかと聞いても、辛そうに「ア〜ン」と鳴くだけ。1日たち、2日たち、母は「これはやばい。」と、さくらが好きな缶詰を買ってきた(これも病院指定のもの)。缶切りを出したとたん、ギャーギャー鳴くさくら。具合が悪くなれば缶詰が食べられると、わざと夏バテの振りをしたのだ。「もう、さくらにまでやられた。」とぼやく母。

いくら尽くしても、母がしんどい時、お茶の一杯、肩をひと揉みはしてくれないけれど、「もも」と呼べば、「ウ〜ン」と返事をしてくれる(残念ながらさくらはできません)。寝ぼけて、テレビの上からドスン!と落ち、ボーッとしている、(猫にあるまじき行為をする)さくら。いつまでも、長生きしてね。つま母が、ペットロス症候群にならないかと心配。予定では、明日おっとが帰ってきます。何も起きなければいいけど・・。では(^_^)/~~


9月28日

28日から30日まで、危ないと言う噂があり(噂と言うのは勝手にフラフラして困ります・・。)、午前中に必要なものだけ買い物に行った(今晩のおかずとか)。中南米でクーデターにあった会社の外国人のおっちゃん曰く、「塩、水、油、砂糖の予備さえあれば、1週間くらいなんとかなる。大雪で家から出られなくなったと思えばいい。」とのこと。米を食べるたら家なので、それにプラス2KGの米と阪神大震災の教訓から、カロリーメイトや、腹持ちのよいクッキーも常備している。いくら大量に生鮮食料品を冷凍してても、食べきれなければ腐ってしまう。地震の時、大部分の食料品は、ご近所の方に食べていただいたが、海老だけは、冷凍庫から取り出せなかったようで、2月の末に水が出るようになって掃除に行くと、腐乱死体となりキョーレツな異臭を放っている海老の掃除を、身を持って体験したつまの選択肢である。あの悲劇は繰り返したくないっ!!。何事もなく、9月30日が過ぎてくれればいいが・・。過ぎてくれんと、おっとが帰ってこれなくなる。危うしたらつま。では(^_^)/~~


9月27日

出張中のおっとは、今回珍しく毎日TELを入れてくれる。こういうご時世なのに、つまはフラフラ〜っと出掛けるので、さすがに心配している様子。運転手はあてにならないので(つまの方が情報が早い)、一応やばそうな所には行かないことにしている。買い物と、お友達の家のみである。最近、パサラヤも物乞いが多いので、一人では行かない。大きいショッピングセンターも、スリが増えているとのこと。言い出したらきりがないが、被害に遭わない事が一番大事と思っているので、一人での行動範囲は、自ずから上記の地域に限られている。以前、お友達の一人が「(インドネシアが好き)ここでの生活がもう長くない私たちに、何の恨みがあるっていうのよ〜!!貴重な時間を、有効に過ごさせてよ〜!!ねえ、たらつまさん。」と言っていたが、まったくその通りである。こんな状態は、いつまで続くんでしょうねぇ・・。

昨日は、朝から来月ご帰国されるKさん家に、子供用品を頂きに行った。Kご夫妻は、大阪人にしては珍しいくらい、商売べたなお二人。とっても奇麗なベビーべットを20万ルピアで売るとおっしゃる。その他色々と、ただで頂いた。ベビーベットは、おなかの大きいUご夫妻に「いらんかえ〜」と言って取りに来てもらった。Uご夫妻も良い方たちで、20万ルピアを50万ルピアで、Kご夫妻から買い取っていた。つまは、中間マージンは一切取らない良心的な仲介屋です。ご安心を。Kご夫妻、本当に引越し準備でお忙しい中、時間を割いていただき、飲み物まで頂戴しまして、ありがとうございました。皆さん、とっても喜んでおられました。頂いた品々は、大切に使ってもらいます。(アイさん、Uさんに)
その後、頂いた本などをアイさんに届ける。アイさんとお子様と3人でお昼を食べ、買い物に行った。お子様は、最近笑ってくれるようになり、つまはすっかり、『ババ馬鹿ならぬ、おばちゃん馬鹿』になっている。どうもお子様は、つまのことを『大阪弁を喋る大きな動くぬいぐるみ』と思っている(?)ようである。嬉しい限り。早く、首がすわらへんかな〜。アイさんは、すっかり元のスリムな体型に戻り、憎らしいったらありゃしない。プンプン!!(笑)。

今日は、一日中家にいた。おっとのお世話もしなくていいし(家にいらっしゃると、何かと大変)、ご飯も何でもいいし、楽ちんなお休みであった。たまには、こういうのもいいわさ。うそよ〜おっとぉー、早く帰ってきてぇ〜ん。ちゃ・み・ち・い(寂しい)。←ほんまかー!とおっとの罵声が聞こえてくるようだ。

そんなおっとへ一言!心配してくれてありがとう。でも、昨日携帯電話使おうと思ったら『BARRED』って出たで。料金は、ちゃんと払ってから出張へ行って下さい。着信は受けられるけど、発信でけへんやんか〜。つまの身に何かあっても、誰にも電話でけへんやんか〜。ほんまに心配してんのぉぉぉ?いつも肝心なところが抜けているおっとへ、不信感を持ったつまからのお願い。では(^_^)/~~


9月25日

つまは、今まで一度もジャカルタで美容院に行ったことがない。日本に帰った時に、行き付けの美容院に行くことにしている。「1年間、放っときっぱなしでもいい髪型にして。」と無理難題を言い、美容師さんに「そんな髪型はないですよ!そんなんあったら、私たち商売上がったりですわ。」と大阪商人らしい答えを、有り難く頂戴していた。が、非常に鬱陶しくなり、それと10月に続々と結婚式に出席することになり、意を決して行くことにした。周りの友人達が皆、惨敗していった姿を思い出し、「あたしは連敗ストッパーになる。」と心に誓い、ヘアーカタログ集なるものを10万ルピアで買い、毎晩おっとに「昨日、これにするって言うとったやないか!呆けたんか。」と言われるくらい準備万端整え、乗り込んだ。結果は、・・・惨敗。う・う・う・・・。すぐにアイさんにTELすると、「明日、会うの楽しみだよぉ〜。」と非常にうきうきしていた。まったくもう、なんて奴だ(笑)。
せっかく、本まで買って持っていったのに、ろくに見もしないで閉じるなよぉ〜。全然違うやないか〜。きっと顔が違うからと言われるに違いないが・・。以前、こちらに住んでいた『がんつま』という楽しいお友達が、「南野陽子ちゃんみたいにしてと写真まで持っていったのに、南田洋子になった!」と言っていて、みんなで笑ったものだが、今のつまは『大人になったわかめちゃん・若い南田洋子』いやもっと辛いものがある。何故、襟足が青くなっているのか?何故、あれほど前は長くと頼んだのに、耳までしかないのか?もう辛すぎる・・・。こんな髪型で、つまはずぅ〜っと過ごさなあかんのか。一番辛いのは、日本人と認識してもらえないことだ!!以前つまは、90%の人に、日本人と認識してもらえないおっとへ「まあええやんか、(顔が)COSMOPOLITANしてて」と気軽に言っていたが、もう言わない。
おっとへ、ごめんね。こんなにNATIONALITYが不詳な事が辛いとは思わなかったわ・・。それから、もう髪の毛の事は言わないわ・・。と殊勝なつまになっても、POTONG(切る)された髪の毛は戻ってこない。『髪の毛は、いつかは生えてくるOR伸びてくる(つまの場合)。』と気を取り直そうとしても、目前に迫る『結婚式に出席』という事実が、つまを奈落の底へ突き落とすのである。所詮、たらつまは、『ハマの大魔人・守護神の佐々木君』にはなれないのね〜。(高校生の頃から応援しているよぉ〜佐々木君。)つまの悩みは、現在出張に行っていないおっとに、どうやってこの事実(髪型)を冷静に受け入れてもらうか。その一点に尽きるのである。では、(^_^)/~~

と、書いたところで、おっとから『 LOVE CALL 』があった(フラフラ出歩かない様にという注意の電話も、らぶこーると言うのか?)。今日の出来事を有体に申し上げたところ「事実を事実として、しっかり受け止めなさい。おとやんは、マミーが、どんな姿になっても見捨てないから。」と、有り難いお言葉を頂戴した。まだまだ、甘いな・・おとやん。この頭を見てみい。そんな甘っちょろい事言われへんで〜。きっと、息を呑むこと間違いなしや(←変なとこで自信満々なつま)。では、今度こそ(^_^)/~~


9月23日

前回、BOYZONEのNEW CDに「No matter what」が入っていないと書いたが、19日パサラヤのCD屋に行くと「ASIAN SPECIAL EDITION」と銘打った同じCDがあった。見てみると、「No matter what」入ってま〜す!」と、でかでかと書かれていた。おっとに、『買いたい。このCD欲しい。買ってええかいなぁ〜』と目で光線を送りつつ、口でも「入ってるねん。このCDに」としつこく言った。おっとは一言「大事なことや。ぼれぇ〜(Boleh:許可する)」と言ってくれた。お陰で、同じCDが2枚ある。が、少しずつ入っている曲が違うので、よしとしよう。

今日、K奥様の家に遊びに行った。こういう時に限って車が故障する。申し訳ないが、Kさんに迎えに来ていただいた。(ということは、必然的に送ってもらわねばならないのだった。)会社のNYONYA(奥さん)がお二人いらっしゃった。とても感じの良い奥様方で、楽しくお話させてもらった。その中でHPの話が出てきて「色々経験なさってますよね?」と言われて、恥ずかしかった。元々、日本にいる友人達に向けて書き始めたので、ジャカルタにいる方々のことは、すっかり頭からすっ飛んでいた。そうなのである、たらふうふはすっかり忘れているが、ここはジャカルタぁ〜。こっそりHPを見て「馬鹿だよな、このたらつまって。」「あほやな〜」「面白い人」「こんなHP読むに値しないっ」「たらつまって美人やろか?」e.t.c.の感想をお持ちになりながら、読んで下さっている方がいるのである。うう・・・。最近、急に面が割れ出したつまは、「つまのひとりごと」を書き続けるか、内容をまともに修正するか、止めるか、という岐路に(勝手に一人で)立たされている。侍の時代なら、最近の面の割れ方なら、たらつま悪代官の放った刺客達は大忙しで、つま悪代官は、賄賂で手にした小判をどんどん刺客に払っていることであろう。重ね重ね、この時代でよかったですねぇ〜。

明日からおっとは、海外出張のため更新できません。こんなにページがあると、どのページをアップロードしていいのか、ちんぷんかんぷんだからです。「おっとは、よく何番がどのページかわかってるな〜」と感心します。では、(^_^)/~~


9月18日

先日スナヤンプラザで「XI(Sai)」のソフトを発見。15000ルピア、安い。我が家のプレステは日本で買ったので、こちら用のソフトだと使えない。おっとに確認してもらうと「一応パッケージは、NTSCとあるから大丈夫やろ」と少し不安を抱きながら買う。家に帰って、早速使ってみる。「出ない!画面が出ない。楽しげな音楽だけが流れている。」たらふうふ惨敗の瞬間である。「まあ15000ルピアやから仕方ないか・・。会社で使う人がいたらあげよう。」と心優しきつまは思うのである。

お花にて。つまが余り見たことのない中華系のおばさんがやってきた。元気よく片言の日本語で、皆に話しかけている。話し終わると、おばさんは先生の「バラの花は大切に扱ってね。すぐ花が取れるから。」というご指導を無視し、バンバン活け、どんどん花首を折った。ついに勝手に、残りの花(まだ来てない人の花)から、自分の好きな色のバラを抜いている(一人分ずつくくってある)。先生が注意すると「じゃあ、私余計にお金払うから。いくら。」等とインドネシア語で言う。お稽古が終わった人は、先生のご厚意で出して頂く料理を、隣の部屋で食べていた。「そんな事言うから、やられるんや(狙われる)」と、聞いていた一同、口をそろえてつぶやいた。こんなおばさんの様に『お金で何でも片が付く。』と思っている一部のお金持ちに対する反感が、大部分のコツコツ働き、慎ましく暮らしていた中華系の人たちの生活基盤を奪ったかと思うと、何か納得できない。こういうお金持ちは、とっとと逃げ出して被害には遭わない。被害に遭うのは、危ないと思っても逃げ出せない、それほど裕福でない人たちだろう。やっぱり納得できない。しかし、お金持ち中華系の人たちだけを責めるのは、筋違いである。私たちも、十分責められるに値する生活をしている。反省・・とは思っても、やはり高い日本製品を買ったり、食べたりしている。人種や宗教、資本主義(物質主義)に伴う貧富の格差、この国で生活すればするほど、この国のことをもっと知りたいと思えば思うほど、避けられない重い現実にぶつかり、色々な矛盾や、何も出来ない自分に対するいらだち、悲しみを大きくするのである。

つまらしくない、硬い文章になってしまった。がらっと変わって、つまは自他共に認める「ミーハー」である。久々に「Backstreet Boys」のニックを見たら、大人になっていたので驚いた。「きゃ〜やっぱりニックは、かっこええわ。短い髪型の方が好き。」とご機嫌。「Boyzone」の「No matter what」という曲が、日本で買ったCDに入っていない。この最新CDに入っているはずなのに・・。こちらでも探してみたが、入っていない。どこの国版のCDに入っているのだっ!!教えてローナン(メインヴォーカル)。「Savage Garden」がメジャーになり、ちと寂しい。つまは、ナルナルしている(ナルシストしている)ダレン(ボーカル)が好きなのに。同じ曲でも、アメリカ向けのビデオクリップを見ても楽しくない。ああ早く、昔のように長い髪で瞳を下にそらすナルナルしたダレンに戻って!!。Anggun(インドネシアの女性シンガーで名前をアングンという)も然り。「Snow on the SAHARA」のビデオクリップもアメリカ向けでなく、アジア向け?の方が好き。おっとに『最近「The corrs」気に入ってるねん。』と言ったら、「コアーズの何が、マミーを引き付けてるのかわからん。」とあっさり言われた。人の嗜好は色々違っておもしろい。最近のおっとのお気に入りは「Garbage」。中でも「Push it」という曲をいたく気に入っている様子。朝からガンガンかける。かけるのはいいが、かけたまま会社に行くのはやめてくれい!!。残されたつまは、ビデオクリップを思い出しながら、一人その毒気と戦わなあかんのや。お願いや、家を出るときは止めてくれっ!!。
文中の「マミー」は、つまのこと。ちなみにつまは、おっとを「パピー」と呼んでいる。

P.S.(誰に追伸や!)今日ニュースで、信貴生駒スカイラインの付近で、虎、ワラビーや小動物が何者かによって故意に放され、まだ虎やワラビーが捕獲されていないと放送していましたが、つま親戚の皆さん&友達’Sは大丈夫でしょうか?非常に心配しています。では、(^_^)/~~(←心配やったら笑うなよ〜)


9月14日

この週末は、パサラヤ、そごう、プラザスナヤンとジャカルタのショッピングセンター巡りをした。土曜日は、おっとの新しいバティックの洋服と、つま用のスカーフを買いにパサラヤへ、日曜日はまずリージェントホテルでサンデービュッフェを食べる。以前に比べると内容は落ちた感は否めないが、雰囲気が好きなので、たまに行っている。つまはメインよりもデザートに喜びを見出していた。『クリスモン』はどこ吹く風と言わんばかりの盛況ぶりである。その後、本を見にそごうへ、次にカメラケースを買いにスナヤンへ行く。カメラケースは、カメラが大きすぎ入らず断念。暇なのでモールの中をぶらぶらする。時計の『SEIKO』のSHOPがあり、二人でショーケースにへばりつく。以前おっとは、つま母に買ってもらった『段昼』(段ふみの親戚か?よい変換だ)の時計を使っていたが、傷みやすくて時計をしなくなっていた。後で知り合いの方から「段昼は夜の時計と言って、汗をかかないような場所にして行く時計らしい。」と教えてもらい納得した。だから、「丈夫な時計を買う。」と探していた。色々腕にはめ、文字盤が黒色の『KINETIC』を買う。最終判断は、「この方がかっちょいい。」というつまの一言である。半信半疑であったおっとも、いざ、はめてみると、どんどん気に入った様子。まるで、赤ちゃんが『がらがら』を振って喜んでいるように、『KINETIC』をはめ、楽しそうに腕を振っている。「ほら、腕振ると中で音がするやろ!」とつまの耳元で振っている。こんなに喜んでもらって、時計も満足だろうと思う冷静なたらつま。そして元気よく腕を振って歩くおっとと、また別の店へ入った。ぬいぐるみ&模型の電車(HOゲージというのか?)が置いてある。電車好きなおっとは電車コーナーへ、つまはぬいぐるみコーナーへと散って行く。何気なく置かれていたテディーベアを見てつまは驚いた。『シュタイフ』のテディーベアが雑然と置かれていたからである。なんと、りすもトラもその店にあるぬいぐるみ全てがMADE BY 『シュタイフ』。テディーベアマニアにとってはたまらんお宝であろう。50cmくらいの洋服を着たテディーベアが、おっとが買った『KINETIC』より高いことに、何か世の中の矛盾を感じたつまであった。では(^_^)/~~

クリスモン:インドネシアの経済危機のこと。時々、つまが発する「やだもん!」とは無関係。
KINETIC:自動発電システム内臓の時計。(振動で発電する)日本で買う半額くらいか・・?
シュタイフ:ドイツのシュタイフ社だったと思う。特にテディーベアが有名。全てハンドメイドだったと思う。つまは詳しくないので・・。間違っていたらすみません。じゃあ書くな!ごもっとも。


9月11日

今週はずっと外出していた。お陰で1週間があっという間に過ぎて嬉しい。今日は、おっとが会社に持って行く「お弁当」を作った。初めてのことである。昨日は「ちゃかちゃか」とその下準備を済ましていたので、今朝は楽チン。

ハンバーグ・卵焼き・プチトマト・五目豆・ピーマンの和風炒め・白いご飯(梅干しを「つい」のせてしまう悲しさ・・)という何とも、ちぐはぐなメニューだが、つま本人は、「お弁当持っていってくれて嬉しい」と御満悦。たまに作るからいいんであって、毎日は大変やな。つまは常日頃から、(ほんまかいな?)体によいというパセリを、どうしたらたくさん食べられるかを考えていた。ふとハンバーグに混ぜてみた。ついでに大葉(青じそ)も入れてみた。肉の匂い消しと毒消し(?)も兼ねていて、たら家では好評である。玉ねぎはもちろん、にんじんも入っている。五目豆いや七目豆は、豆類を余り好まないおっとに食べてもらうために、少ししっかりめに味付けをしている。しし唐の甘辛炒めの代わりに、ピーマンをほんの少しの和風だしと醤油で味付けをしている。炒める前に軽く茹で、出来上がりにかつお節やじゃこを混ぜる(今日はかつお節)。卵焼きは焼いただけ、プチトマトは洗っただけという、お手軽弁当である。

 

がらっと話は変わるが、ジョグジャツアーのガイドさんはとてもよい人であった。いきなり、「前の彼女は、日本人でジョグジャに看護婦として来ていたが、日本に帰って1年後『わたし、結婚することになりました』と手紙が届いたという。日本に帰って京都に行ったら会って来て欲しい。名前は○○○○さんです。」と言う。『どうりで日本語がうまいわけや』と妙に納得したつま。帰り際には、「お兄さんやお姉さん(2日間ずっとこう呼ばれていた。すごく嫌だった。誰やこういう風に教えたのは!!)は、犬や猫を食べますか?」つまはびっくりして無言。おっとは「私は、ジャカルタで会社の人にマナド料理店に連れて行ってもらいました。そこで犬を食べました。豚肉みたいで美味しかったです。」とNHKの日本語会話に出演できそうなくらい、はっきりと大きな声で答えた。しかしガイドさんはおっとの答えに納得せず「いえ、普段も食べますか?」と尋ねる。おっとは「戦争後の食糧不足の時は、食べたかもしれませんが、今は食べません。」と答えると「私は普段でも犬や猫を食べます。でも、猫よりも犬の方が好きです。他の肉よりも犬が好きです。ジョグジャのキリスト教徒(カソリックなのかプロテスタントなのか不明)は、クリスマスのミサの後に必ず犬を食べます。」と言う。つまは思わず「食料用の犬ですか?」尋ねると「いえ普通の犬です。」と言う。『ほんで犬や猫を見かけへんのか・・。』と思っていたら、「犬や猫は村々の奥にいて、表通りには余りいない」とガイドさんが教えてくれた。本当に、ジョグジャの全てのキリスト教徒が犬や猫を食べるのかは不明だが、ガイドさんが食べると言うことだけは真実のようである。いや〜奥深いジョグジャ。たらふうふが食べた食事に、犬・猫が含まれていないことを祈りつつ終わります。まあ食べたとしても、もう出てますが・・。(^_^)/~~


9月7日

前回の更新の次の日、思いもよらぬ場所に小さな巣が出来ていた。即、アパートのエンジニアにTEL、現場を見るなり「ニョニャ、白蟻や」と一言。聴診器みたいので、木を診察しているが、どこにいるのか分からないと言う。前日、おっとが「♪コン・コン♪」とリズミカルに白蟻発生場所周辺を叩いてチェックしていたのを思い出した。「おっとが、この辺、音が違うと言うてたから調べて。」とお願いする。再び聴診器で調べると辛そうな顔をし「バニャック(たくさん)」と言う。(おっとは、こっそり白蟻診断士の資格でも持っているのか?その前にそんな資格があるのか?)それからが一大事。次の日から木をはずし、白蟻退治が始まった。急いでその部屋にある物全てを動かし、(この際だからベッドマットなんかも干したりする)恐いので、たくさんのスプレーバイゴンをエンジニアさんに渡し「後はよろしくぅ〜」と戸を閉めた。なのに確認のため食われた木を見なあかんわ、はげた壁を塗り直してもらわなあかんわ(危うく違う色で塗られそうになる)で、物であふれた客間で1週間過ごした。その後、白蟻は発生していないが、いつまた大発生するかと思うと、雑巾掛けも念入りになるつまである(早期発見のため)。白蟻発生時は、「日本に帰りたい(それ程白蟻が嫌)」とネガティブだったが、いざ修理が終わると、そんな事はすっかり忘れてノー天気な元のつまになっている。98年8月のたら家では、白蟻で始まり、白蟻で終わった夏であった。

きっとおっとが記しているように(自分のページにしか興味がない”自己ちゅー”なたらつま)白蟻が一段落してから急遽初めてジョグジャカルタに行く。つまは2回目、おっとは初めてのツアーの旅。ツアーと言っても、たら夫婦に専属ガイドさん&ドライバーさんだったのだが・・。いや〜よかった。足腰がしっかりしている間に一度は見るべきだと、いにしえ人の功績に感動・感心した。ボロブドゥール遺跡から「アマンジウォ」をいち早く発見したつまは、アイさんの為に証拠写真をおっとにデジカメで撮ってもらうが、余りに被写体が遠いため何か分からないボケた写真になった。残念。ガイドさんから「これに触ると子宝に恵まれる」や「願い事がかなう」と言われたものは、片っ端から触りまくりひたすら「子宝」を願った、たら夫妻。「触りすぎて逆効果かも?」と今ごろ心配になっている。

先日、おっとと昼食を食べていると、ソフトボールでご一緒のK奥様にお会いした。ニョニャ会(奥様会)をなさっていたようで、挨拶もそこそこに済ませ、昼ご飯をがっついていたつま。お帰りになられる際に、もう一度ご挨拶をして下さり「それじゃあ」と別れようとしたとき「たらさんのページ読ませてもらってます!」とニョニャ会参加の一人の若い奥様。「ひえ〜恥ずかしいよ〜」と穴があったら入りたい心境のたらつま。「HPのことはご内密に」などと訳の分からんことを言う。「内密にしたかったらHP作るなっちゅーねん」と思わず心で一人突っ込みをしていた。←さすが大阪人。侍の時代であれば、「顔を見られたからには、生かしてはおけぬっ。やれっ!!」『グサッ!』と若い奥様はたらつま悪代官の放った刺客にやられているところである。いや〜お互い今の時代でよかったですね。ハ・ハ・ハ。皆さんにお願いがあります。こっそり見ないで、落書き帳に(記帳)遊びに来て下さいね。たらつまも、恥ずかしさに負けず書きま〜す。では(^_^)/~~

「アマンジウォ」とは、インドネシアを基点にアジアを中心に超高級ホテルグループ「アマン」がボロブドゥールに建てたホテル。一度でいいから泊まってみたい、たらつま憧れのアマンのホテル。妹分のGHMのバンドンにある「チェディ」には泊まりました。よかったです。


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