My Life in JAKARTA
TARAの食生活編
バンドンのナリパン通りで「極うま」のミー(麺)を食べる。
1人前1000ルピア(当時50円)
後ろにあるのは、クルプック(えびせん)
ジャカルタでの食生活
TARAの平日の昼食は、オフィスのビルの地下の食堂や、屋台、大衆食堂で食べることが多く、必然的にインドネシア料理になります。ジャカルタでいちばん一般的なのはスマトラ地方のパダン料理で、その他にスンダ料理(西ジャワ)や中華系の料理などがあります。パダン料理の場合、すでに5〜10品程度の料理が調理済みで、その中から自分の食べたいものを選び、食べた品数によって料金が決まります。(回転寿司と同じ原理) ただし、一品に一口手をつけても、皿を全部平らげても料金は同じです。料理はスパイシーなものが多く、いわゆるエスニック料理が好きな人にはお勧めです。
私の場合、ご飯を盛ったお皿に野菜を炊いたものを1ー2品、それにアヤムゴレン(フライドチキン)を乗れば、大体5,000ルピア(100円)くらいが普通です。相場は、3,000ルピアから10,000ルピア。(日本円で60円から200円くらい)
ちなみに日本食の昼食は30,000から100,000ルピアぐらい!(600円から2000円)しますが、これはうちの運転手の朝6時から夜10時くらいまでの2〜3日分の給料に相当します。
右の写真は、8月22日の昼食
TARAの近頃のお気に入り、チュミ・バカール(いかの炭火焼)で、上のピーナッツソースを付けて食べます。気になるお値段は、ライスとビン入りのアイスティーとで3700ルピア(当時180円)でした。いかが生焼けでも、気にしないのがコツです。(笑)
はえ除けのろうそく、右の赤いのはフィンガーボール
ここではいつも、気取らずに手で食べています。
朝食と夕食は家で食べるので、いつも日本食です。食材は、日本食スーパー「かもめスーパー」や「コスモ」でほとんど手に入りますが、値段は日本の2ー3倍するので、どうしても欲しい調味料や乾物、鮮度が重要な牛乳などはここで買います。野菜や果物、魚などは現地のものを「アタミコ」や地元のスーパー、パサール(市場)で調達します。ちなみに日本食スーパーには毎週一回JALのエアカーゴ(航空冷蔵便?)でなま物が届きますが、一緒に「チーズ蒸しパン」「いちご大福」なんかも来たりして、エアカーゴの日はいつも大賑わいです。
ちょっとすました、果物屋のお兄ちゃん
フルーツオンパレード
ジャカルタでは、日本ではあまりお目にかからない果物がたくさんあります。特に雨季には果物屋の軒先には色とりどりの果物が山積みになって並んでいます。
ドリアン : 別名「果物の王様」だそうですが、、、。その強烈なにおいで、好き嫌いははっきりと分かれます。ちなみにわたしは、自称「ドリアン中毒」です。 直径30センチくらいのごつごつとトゲの出た身を割ると、中からクリーム色のねっとりとした房が4−5個出てきます。 嫌いな人に言わせると、「たまねぎのくさったようなにおい」なのだそうですが、ひとたび好きになるともう匂いをかいでいるだけでうっとりとしてしまいます。(脳みそ腐ってるんとちゃうか?といわれたことも、、、)1つ20,000から50,000ルピアくらい(1000から2500円) 種類によっても値段に開きがあり、最高級品は「モントン」という品種です。
おまけ:ドリアンを食べた時の感想
1度目:「こんな変なもん、二度と食うか!」
2度目:「これやったら、好きな人も居るかも知れへん」
3度目:「つぎは、いつ食べよう、、、」 これより、現在にいたる。マンゴスチン(マンギス) : こちらは「果物の女王」だそうです。握りこぶしより少し小さめの紫色の実の中に、白い房が5−6個はいっています。甘酸っぱくて、気がつくと手のひらが紫色になるまで、無心で食べていたりします。(^^;)日本でも冷凍物がライチ等と一緒にサラダバーにあったりしますが、断然生の方が美味です。1キロ8つくらいで4000ルピアくらい?(200円)
マンゴ(マンガ) : 「君たちキウイ、パパイア、マンゴだね」の、あのマンゴです。(古い、、、) インドネシアの人たちが一番好きな果物だそうです。そのまま食べても美味しいですが、軽くレモンやニピス(ゆず?すだち?)をかけると、甘さが一層引き立ちます。雨季には、いろいろなところにマンゴを売る屋台が出ます。お勧めは、アルマニスという品種です。
ランブータン : 見た目は、とげの柔らかいウニのような感じですが、中には白くて甘い実が入っています。日本ではよくライチと一緒にサラダバーに入っています。ランブータンの語源はランブット(髪の毛)らしいです。
パッションフルーツ(マルキッサ) : 丁度卵を一回り大きくしたような感じで、中に『かえるの卵』のような、果肉があります。スプーンですくうか、そのままずるずるっと吸い込みます。味は淡白でほんのりとした癖のない甘みがあります。
パイナップル(ナナス) : 日本のものと同じですが、完全に熟したものを食べるので甘さが数段違います。最盛期には、ジャカルタから郊外への道端で露店を見掛けます。
バナナ(ピサン) : 生で食べるものと、揚げてお菓子にするものと、いくつか種類があります。揚げてお菓子(ピサンゴレン)にするものは、生では食べられないそうです。
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